11th Parcours d'Artistes


ブリュッセルのサン・ジル地区のアート・ビエンナーレ、Parcours d'Artistes が始まりました。わたしは野村国際文化財団の助成を受けているプロジェクト” Dry or Humid ? ”で参加しています。

サン・ジル地区は、沢山のアトリエがあり、多くのアーティストが住んでいる地域です。今年のParcours d'Artistes は第11回目で、300名ほどのアーティストが展示を行っています。

カタログには各アトリエの番号と作家、作品の紹介があり、鑑賞者はセットになっている地図を見ながら気になったアトリエをまわります。キーホルダーがチケットの代わりとなっています。色々な方がいらして下さるのをのんびり待つのも楽しみのひとつです。

# 22



二回目のプレゼンの日。

三組に分かれた外部の方が、各研究員のスペースを、順番にまわります。その方がいらっしゃらないときは、ほかの研究員のプレゼンも拝聴できます。

十分な準備はできませんでしたが、一度説明すると伝わりにくかった部分が分かるので、次のグループのときには違った方法で話せます。最終的には、少しはましなプレゼンになっていたかも。

プレゼン準備と制作との時間の配分が結構、問題です。このプロジェクトは一年間ですが、プレゼンの度に制作が中断するので、ときどきどちらがメインが分からなくなります。でも、あとは展覧会まで続けて制作できるはずなので気が楽になりました。