# 28




いよいよ秋の展覧会に向けて展示スペースを考え始める時期になりました。そのため、今日はそれぞれが実際の場所を確認しながら相談する日。まだ全然決定ではありません。

今、トゥルネーではトリエンナーレが開催されているので、わたしたちが展示する予定のスペースもイタリアの作家さんたちの作品で埋められています。結構面白いので、いつのまにか自分たちのことは忘れて、これがいいとかあれがいいとかこの制作方法はどうとかいう話になってしまいます。でもそれも制作、研究の一環ということでいいのかもしれません。

展覧会がちょっと現実味を帯びてきて、なんとなく緊張感がでてきた感じがします。

11th Parcours d'Artistes


ブリュッセルのサン・ジル地区のアート・ビエンナーレ、Parcours d'Artistes が始まりました。わたしは野村国際文化財団の助成を受けているプロジェクト” Dry or Humid ? ”で参加しています。

サン・ジル地区は、沢山のアトリエがあり、多くのアーティストが住んでいる地域です。今年のParcours d'Artistes は第11回目で、300名ほどのアーティストが展示を行っています。

カタログには各アトリエの番号と作家、作品の紹介があり、鑑賞者はセットになっている地図を見ながら気になったアトリエをまわります。キーホルダーがチケットの代わりとなっています。色々な方がいらして下さるのをのんびり待つのも楽しみのひとつです。

# 22



二回目のプレゼンの日。

三組に分かれた外部の方が、各研究員のスペースを、順番にまわります。その方がいらっしゃらないときは、ほかの研究員のプレゼンも拝聴できます。

十分な準備はできませんでしたが、一度説明すると伝わりにくかった部分が分かるので、次のグループのときには違った方法で話せます。最終的には、少しはましなプレゼンになっていたかも。

プレゼン準備と制作との時間の配分が結構、問題です。このプロジェクトは一年間ですが、プレゼンの度に制作が中断するので、ときどきどちらがメインが分からなくなります。でも、あとは展覧会まで続けて制作できるはずなので気が楽になりました。

# 21

2回目のレポート提出日。

中身が不足していることが深刻な悩みですが、レポート自体のまとめ方や体裁を考えるのは割合好きなことです。全体のデザインをしてからイメージをレイアウトして、ちょっと細工を加えて終了。プレゼンテーションの時にアドリブが効かないので、本当はテキストが沢山必要なのですが省略気味に。結構、実際の制作と同じ感覚でつくっていきます。

他の方のレポートは、絵本風だったり、パンフレット風だったり、学校のレポート風だったり、さまざまなので、見せていただくととても面白いです。

来週のプレゼンは緊張気味。なんとか時間を見つけて、少しでも準備したいと思います。

# 20

オープン・スタジオ当日です。
いつもの共同テーブルにはクッキーも用意され、そこで過去の研究員の作品スライドが観れるように整えられていました。

今日はレポートの締め切り日でもあるので仕上げをしようと早めに到着しましたが、提出は来週でもいいことに。とりあえず、先週取材を受けた番組を皆で確認しました。
そうこうしているうちに色々な方がおみえになり、それぞれのアトリエへ。

自分がうまく説明できないことは予想できていたので、過去のポートフォリオや以前のフライヤー、略式CV、資料等を持参して並べておきました。次々に話しかけられましたが、前回のプレゼンテーションとは異なり、リラックスしてお話できて楽しかったです。
みなさん、年齢も雰囲気もばらばらで、相手がどんな方なのか全く想像できず不思議な感じでした。結局、ギャラリーや美術館の方もいらしていた一方で、来年度このプログラムに応募なさりたい方も多かったようです。アトリエの責任者にご自分のポートフォリオを見せて相談なさってる方も多数。私はこのプログラムを知るのが遅く、応募することで精一杯でしたが、かなりの方々が前もって準備なさっていることを実感しました。
そのほか、以前の研究員の方々もお見えになっていて、このプログラム後の活動について伺えてかなり充実の一日でした。

# 19


来週はオープン・スタジオです。
こちらがそのカード。
アトリエが開放されるので作品やプレゼンの準備をしなくてはなりません。その上、来月行われる第二回目のプレゼン(こちらはコミュノテ・フランセーズ用)のためのレポート締め切り日。

全く用意できていない上に、今週、来週はアート・ブリュッセルとアントワープのストックセール、アーティスト・イン・レジデンスに関するカンファレンスがあるし、来月のParcours d'Artistes に向けての制作と展示準備も進めたいので時間が足りなさすぎです。



今朝は、到着したらテレビ局の方がおみえで、このアトリエの取材のため、制作についてのインタビューや制作風景の撮影がたんたんと進められました。

午後は、別のアトリエの方のプレゼンがあって、皆で色々アドバイス。
向かいたい方向が分かると、それぞれが知っている助成や施設、コンテストなどをどんどん教えて下さいます。わたしは、こちらのさまざまな制度についての知識がないので、とてもありがたいことです。いつも何かお返しできるような機会があるといいなと思っています。

# 18


織は少しずつ進めています。
それから日本の透明粘土が手に入ったのでちょっと試してみました。使えそうだといいのですが。

あとはまた資料探し。原稿〆切が5月上旬なのでちょっとハードです。ワロンだけではなくフランダースの資料も必要なのでMOMUの図書館にも行こうと思います。

# 17


午前中から学生らしき方々が見学にいらしていて、この助成の審査ポイントなどについて熱心に質問なさってました。
それがしばらく続いた後、アフリカの調査を元に制作をなさっているアーティストのプレゼンテーションがありました。紹介されたのは、20年ほど前のアフリカの生活を本にし、そのトピックスを標本のようにまとめ、ひとつの箱に収めた作品でした。

自分の制作も無事に始められたのですが、かなり古いタイプの織機であることが判明したので、今さら少し思案中です。

# 16


ようやく準備完了。


隣室のコンピュータの織機は調子が悪い様子です。なんとか力になりたかったのですが、どうにもならず断念しました。違うアトリエの責任者が何か考えていらっしゃるらしいので、来週は稼働しますように。

# 15



今日はかなり寒く、霰まで降ってきました。
トゥルネーはブリュッセルよりかなり寒い気がします。アトリエの窓は傾斜しているので、パチパチ音がして面白いです。




朝、秘書の方からクロシェをいただいたので
糸をリスに通す作業をはじめました。
順番を間違えないように一本ずつ通さなければならないので結構根気がいります。
素材や色、質感など横糸について考えながら地道に続けます。


休憩時間には、司書さんが毎週選んで下さるカタログや本などを眺めます。それから、展覧会やコンテスト情報ファイルも。このセンターでは、美術やデザインに関する情報交換が頻繁に行われている様子です。


ファイルの中でちょっと気になっていたのは、今秋の《INTERIEUR 08》。
《INTERIEUR》は二年に一度開催されるインテリア中心のデザイン・ビエンナーレです。会場のコルトレイク(Kortrijk)という街は、オランダ語圏らしいすっきりとした町並みです。今からとても楽しみです。
コンペもあって、応募は2008年7月15日まで。